もっしーなろぐ

軽度知的障がいとASDを持つ二人の子どもの母であり、障がい児・者支援分野で働くNsであり、夫と共にローン返済に翻弄するアラフォーの雑記ブログ。最近は子どもの教育やダイエットを中心に呟いています。

小中学校支援級~先生の考えと本人の力と親心と~

パパママ川柳×はてなブログ 特別お題キャンペーン #仕事と子育て

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by オリックスグループ

 

皆さん、こんにちは。

我が家の子ども達の学校生活が再開してから1ヶ月が経ちました。

1番っ子は中学校での新生活も、落ち着いてのんびり送っています。

2番っ子は入学時からサポートをしてくれた支援の先生が他校へ異動してしまった為、新しい先生と関係構築からスタートしましたが、普通級でも支援級でも楽しくやっているようです。

しかし新しい生活環境、新しい人間関係の中でこれまでと違った状況や価値観に遭遇することがありました。

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これまでの小学校支援級でのサポート

1番っ子は今年4月に近所の中学校に進学しました。

軽度知的障がいを持っている為、小学校は入学当初から支援級在籍でした。

しかし1日中支援級にいるのではなく、普通級の授業にも参加していました。

最初からきちんと着席し積極的に発言したり、授業には意欲的にに参加していたそうです。

但し理解力の不十分さから、的外れな発言もあったそうですが・・・。

普通級の担任の先生は、そんな1番っ子の発言を上手く拾って解釈を広げる等サポートをしてくれていたようです(感謝)。

支援級担任の先生も、適度に普通級での授業の様子を見に行ってくれていて必要ならばサポートに入っていました。

授業参観の日には普通級での授業の時に、普通級担任の先生が支援級担任の先生に「こっちは大丈夫だから(支援級担任の先生だけ支援級に戻って他の子のサポートに入っていて)いいよ」と言っていたこともありました。

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このように支援が必要な子ども達であってもずっとサポートにはつかず、先生たちは協力し合ってひとりひとりに合った適切なタイミングで彼らの自律を促していました。

しかし学年に進むにしたがって、集団指導での国語や算数の理解に遅れが生じてきた1番っ子。

先生の配慮で苦手な教科や個別に学習をして理解を促す必要があると判断された教科は、支援級で2~3人の少人数で教わることになりました。

学校で手厚く学習を面倒見ていただき、家庭でも学習を日常的に行っていたこともあり、おかげさまで中学一年生である現在も小学生対象の基本的な問題集はほとんど一人で解くことができます(ケアレスミスもありますが)。

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そんな1番っ子ですが、中学も小学校生活と同様に支援級在籍を選びました。

別に私たち親が進路を決めたわけでも、1番っ子に支援級に行くように勧めたわけでもありません。

6年生の時に「中学校に行っても支援級に所属するか、普通級のみでやっていくか」、自分自身はどのように考えているのかを聞いたところ、「支援級に行きたい」と本人が即希望したのです。

私たちは、子ども達に障がいについて一切説明はしていません。

療育手帳の意味も、どうして支援級に所属して学校生活を送っているのか、そもそも支援級とは何のためにあるのか、ということも。

1番っ子は、これまでの経験から自分なりの答えを見つけてきたのでしょう。

自分の能力や課題、それを持って成長していくとはどういうことか。

必要時にサポートを受けながら、しかし普段は地に足をつけ自分の力で歩んで行くことを前提に生活をしてきたことにより、自分のなかで自分自身に素直に向かい合うことが出来たのだと思います。

当然社会の中でうまく立ち回ることはできない子なので、手助けしてやりたいことはいっぱいありました。

でもすぐに手助けをすると、可能な範囲で努力したり不安や苦労を感じつつも克服する機会を逃してしまうし、それによって自分自身と向き合う貴重な体験も出来なくなってしまいます。

自分自身と向き合うことによって辛くなってしまうようだったら、そこをサポートするのが私たち親の役割でした。

そしてきっと、先生たちもいっぱい支えてきてくれたのでしょう。

2番っ子も同様です。

小学校入学時には5年生の1番っ子がいたこともあり、安心して支援級と普通級混合の学校生活をスタートすることができました。

といっても、これまでの2年間のほとんどが普通級中心の生活でした。

支援級の担任の先生は、1番っ子同様に適度なサポートに入るのみにとどめてくれました。

おかげで、2番っ子も低学年ながらも「自分でできることは大人に頼らずに頑張ろう」というという気持ちを持って生活することができました。

ちなみに2番っ子の担任の先生は、支援級・普通級共に1番っ子を担任した先生とは違う方たちです。


これからの支援級でのサポート

中学校編

話は戻りますが、1番っ子は今年4月に近所の中学校に入学し、支援級に所属しました。

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こちらの中学校の支援級は生徒数10人以上のなか、先生は3人です。

社会や理科、体育、音楽など三学年合同で支援級独自の授業を行っているものもありますが、国語や数学などは基本個人でのプリント学習です。

もちろん希望すれば普通級の授業に参加することもできます。

そのため小学校と同様に普通級にも所属します。

各クラスに平等の人数で振り分けられるのですが、支援級の生徒数よりもクラス数の方が多いので、同じ普通級のクラスで支援級の子が複数人いることはありません。

つまり1クラス40人程度の生徒の中に支援級の子は一人しかいない環境で授業を受けます。

そして支援級の先生は普通級の授業のサポートには来ません。

来ないというか来れないのです。

①支援級教室での授業と

②その授業にも普通級の授業にも参加できないお子さんのサポートと、

③それとは別に障がいの程度が重く、サポートを手厚くしなければならないお子さんの対応などを3人の先生で回している

だから普通級の授業に参加できる子の分まで手が回らないとのこと。

なので「無理しないでください」と先生に言われました。

無理して普通級の授業に参加しても、学習の手助け無しについていけないのなら本人が辛いだけ。

それなら支援級で授業を受けた方が良い。

但し支援級の授業は中学のカリキュラムに対応したものではない。

つまり高校受験には対応できない。

 

休校中に家庭学習用に、普通級だけでなく支援級からも宿題が多量に出されました。

支援級の宿題の内容を見て、正直最初は驚きました。

ひらがなや小学二年生の漢字の書き取り、一桁同士の掛け算、迷路、間違い探しのプリントがどっさり・・・。

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中学の先生たちは1番っ子のこれまでの学習状況を知らないでしょうし、私も障がい児者支援の仕事をしているので、軽度知的障がい児向けの教材としては「あり」だと分かっているのですが、いままで1番っ子と一緒に毎日コツコツ勉強をしてきた「一人の親」としてはショックでした。

いや、先生たちを批判するつもりは一切ありませんよ。

ただ、これを基準とした支援級の授業を受けるとするならば、「これまで6年間の努力はなんだったのか」という葛藤に駆られてしまうのです。

入学前に何度か中学校支援級の授業に体験で参加させていただいたのですが、内容は小学校3~4年生くらいの「覚えたり考えたりするよりも楽しんでみんなで取り組む系の授業」で、小学校支援級OBもたくさんいたので1番っ子としては嬉しそうな様子でした。

1番っ子自身は支援級の授業の方が良いのだろうとは思いますが・・・・。

なので本人に聞いてみました。

支援級と普通級、どちらで授業を受けたい?

教科によって決めてもいいみたいだよ。

但し支援級の勉強だけでは高校受験は厳しいかも・・・

と。

すると1番っ子は「数学と理科は普通級だと分かりにくいから支援級がいいな」と冷静に答えてくれました。

面倒くさいと思いながらも、いままでコツコツ勉強してきたから自分自身で分かったのでしょう。

数学と理科は、一斉授業では理解できない」と。

嫌いだとかつまらないとかではなく、自分の能力と向き合って、無理だ、と。

一緒にコツコツ勉強してきたから、私も1番っ子が自分で考えて下した判断を疑うつもりはありませんでした。

分かったよ。数学と理科は教科書と副教材を組み合わたり、WEB教材の解説を観たり基礎問題を解いたりしながら自分で勉強しよう。お母さんも手伝うから。

そうして授業が開始して1か月弱。

1番っ子は「数学と理科は支援級で、それ以外の教科の授業は普通級で受ける」というスタイルを自分で決定し、それを自分で先生に伝え、先生は私に「本人がそう言っていますがよろしいですか?」と確認し、私は「はい。それでいいです」と2つ返事で了承しました。

ちなみに先日支援級で受けた算数の授業は「分数」だったらしいです・・・ort

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家庭では、中学1年生の教科書に沿った学習をしています。

この時期の学習って簡単なものばかりですから、私が教えなくても教科書と照らし合わせながら自分で問題が解けるみたいです。

WEB教材の解説も分かりやすいので、いまはそれで充分なのかも。

小学生の時から家庭でコツコツ学習する習慣をつけてきて本当に良かったと思います。

我が家が使用しているWEB教材の感想はこちら

また、部活動には支援級の先生自身も顧問に付いているのでサポートにつけないと言われました。

運動部は特に集団行動が多く、土日は遠征などもある。

大人がそばにいなくても電車やバスには乗れますか?

本人が、サポートなく自立した行動を取れなければ、きっと苦しむことになる。

よく考えて下さい。

と。 

やはり中学校は支援級といえども、自分で考え自分で歩み、自立して生活できるかどうか、が学校生活を大きく左右するということなのでしょう。

結局一番っ子は、現在支援級でどんな支援を受けているの?と疑問に感じるかもしれませんが、きちんと支援してもらっていますよ。

毎日書いていただいている連絡帳には、学校生活をきちんと送ることができているかを先生がすごい気にしている様子が伝わってきます。

支援級の先生だけでなく、他の先生たちもきっと知的障がい児である分、気にしてくれているでしょう。

こんな風にたくさんの大人が気にかけてくれるなんて子どものうちだけです。

知的障がいを持っているとはいえ軽度なので、いずれは自立しなければなりません。

きっともう、それまでに10年もありません。

高校卒業後に就労するかもしれないし、そしたら6年も残っていません。

そんなのあっという間です。

大人になっても本当に必要ならば、社会的サポートを受けられるとは思いますけどね。

沢山の人に見守ってもらえる今のうちに、社会の中でしっかり自分の足で立ち、ときに戸惑いながらも頑張って前に勧める実力を積み重ねていってほしいです。

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小学校編

さて、1番っ子が卒業してしまった小学校支援級ですが、2番っ子は一切寂しがることなく相変わらず学校生活をルンルン楽しんでいるようです。

新しい先生ともこれまでの支援級のお友達とも仲良くやって、新しい普通級にも馴染んでいるとのこと。

よかったよかった。

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こちらの支援級は1番っ子が入学したときから、必ず「4年以上、その支援級の担任をしている先生」がいる状況でした。

しかし今年度は一番古い先生でも2年目、というフレッシュな状況になりました。

先日保護者面談があり、支援級と普通級のそれぞれの先生とお話をしてきました。

どちらの先生も今年度異動してきた先生で、つまり初対面です。

どんな人なんだろうとドキドキでした。

2番っ子はどちらの先生も早速大好きになっていたので特に不安はありませんでしたが。

しかし面談の際、どちらの先生がとは言いませんが、少し気になることを言われました。

「この小学校の支援級は子どもに先生があまりつかないんですね。私が以前いた学校の支援級は、生徒に必ず先生がついていました。普通級の授業にも必ずついてきて一緒に受けていました。その方が理解もしっかりできます。きちんとサポートがついた方が支援級の子どもには良いに決まっています」と。

普通級に来るのならば支援級の先生のサポートを必ずつけるべきだ、それ以外は支援級で学習すべきだ、ということでした。

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新学年がスタートしてからの1ヶ月間、支援級での学習がやたらと多かったのでなんでだろう?と思っていたのですが、なるほど合点できました。

この意見はその先生の経験から導き出されたものなのでしょう。

色々な経験に基づく考えがありますね。

私は仕事上、障がい児者支援のスタッフ、小学校や保育園・幼稚園の先生、児童精神科医、リハビリスタッフ、役所職員の方、児童相談所職員の方など、様々な職種の方から意見を伺うことがあります。

本当に多様な意見があり、ときに正反対の意見もあり、何が正しいか判断に迷うことがあります。

しかし本当に正しかったかどうかなんて、子どもが成長して大人になって過去を振り返ったときにしか分からないものなのかもしれません。

ただ我が子に願うのは、「新型コロナウィルスや災害など多様に状況が変化する社会の中で、本当に必要な支援は受けつつも自分なりに柔軟に対応し生活していける人間になってほしい」ということです。

なので先生方にはある程度親としての考えを伝えつつも、先生たちで無理なくやりやすいように学級運営をしていってください、2番っ子には「きちんと先生について行くように」と話しておきます。と話しました。

親としての私の考えとは一つです。

1番っ子の中学の環境を説明し、「2番っ子もそこに進学します。これからも家庭でも学習の面倒はできる限り見ていきます。4年後、学力面がしっかりしていても大人のサポートがなくては不安で普通級に行けず、支援級で小学校低学年~中学年程度の授業を受けざるを得ないという本末転倒な状況にならないようにだけは気をつけてほしいです」と。

 

まとめ

小学校も中学校も、新しい環境で新しい支援がスタートしました。

そして私が親としてやることも新たに増えました。

親も先生も、その他支援してくれる方たちも、子どもの健やかな成長を願っており、それぞれの立場から出来る介入を模索しています。

対立したり批判するのではなく、互いに相手の立場を理解し合い協力して、子ども達に関わっていきたいと思います。

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