年齢=障害者家族歴な主婦のドタバタのほほん日和

重度自閉症者のきょうだい児として育ち、結婚後は軽度知的障害児二人の母になりました。障害支援分野でNsをやっています ☆

超お得!障害者手帳所持=「節税・節約」

最近節税についてよく考えるようになりました。

きっかけは我が家の所得がほんの数万円計算よりも多かったがために、我が子たちの年間の学校教育費援助が受けられなくなってしまった(悲)という出来事です。

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その数万円分の節税をきちんと行っていれば、税金額も減ったでしょうし学校教育費の負担も激減したでしょう。

子ども二人分の我が家にはかなり痛い出費です。

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今後は心身障害者扶養共済制度やiDeCo等で将来に備えつつガッツリ節税していこうと思います。

 

ところで扶養している家族が障がい者手帳を持っているだけで節税効果があることを皆さんはご存知ですか???

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持っているだけで節税効果大!!

この小さな手帳一冊で、軽度障害の場合でも27万円の所得控除効果があるのです。

一般的なサラリーマンではiDeCoで最大月23000円を掛けることができます。年間にすると276000円。この掛金すべてが所得控除対象となります。

年収500万円の一般的なサラリーマンが毎月23000円の掛金を払えば年50000円程度の節税効果(支払う税金が少なくなる)があります。

更に老後の資金として掛け金を積み立て・運用することができるため長期間取り組むほど非常に有益な節税対策だと言われています。

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そんな中、障がい者手帳は一冊でiDeCoの最大掛金(一般的なサラリーマンの場合)を支払った場合と同じくらいの節税効果があるのです。

しかもお金を支払う必要は一切ありません!所持していればいいのです!年1回の確定申告の際に提示すればいいのです!超簡単!!

我が家は二人分=54万円の所得控除効果があります。

控除の結果、所得税が安くなれば住民税も安くなります。

放課後等デイサービスなどの障害福祉サービスを利用する場合の自己負担金も所得税関連から計算・決定されます。

学校教育費関連の援助の有無も同様です。

節税を意識すれば節約効果が断然アップします。

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他にも節約効果が!!

さらに様々なお出掛け施設で入館料や利用料、駐車場代無料などの様々な優遇が得られます。

こちらもほとんどが障害の程度を問うことはありません。障がい者手帳を施設利用時に提示すればみんな享受できるのです。

現在も障がい者手帳を所持することに抵抗がある親御さんが多いと言われていますが、お子さんがそれを所持したところでデメリットになることなどありません。

むしろメリットがたくさん!

お金だけでなく所持するご本人の今後の社会活動にも様々なメリットがあるのですが、それについてはまた違う機会にご説明させていただきます。

ということで、「我が子が困難を抱えているかもしれない」と内心感じている親御さんには障がい者手帳の申請を考えていただきたいと思う今日この頃なのでした。

今日も読んでいただきありがとうございました。