みなさん、こんにちは。
今日は小学生レベル以上の教材を使用して学習可能なお子さんにおすすめのドリルの紹介をしたいと思います。
先ず面白くない・興味のない・面倒な学習教材に
少しでも関心を向けられる工夫がされていることが大切です。
①お子さんが関心を向け、視線を向けて、手に取り、自分でパラパラとめくりたくなる
②そして難易度も高くなく「これならできるかも」という安心感を感じることができる内容であることが重要です。
先ずはお子さんがきちんとやりきれることを目標にしましょう。
「これくらいできるようになってほしい」と親の願望交じりで選ばないように注意が必要です。
「うんこ」シリーズ
言わずと知れた話題のうんこドリルです。
漢字は、主に書き取りの練習。
うんこをもじった短い例文もあり、音読の練習もできます。
算数や平仮名・カタカナなどバリエーションが豊富なのも嬉しいところ。
どれも基礎の定着を重視した内容で難易度はかなり低いです。
面白く簡単だから学習も長続きします!
「うんこ」と声に出すことに抵抗があるお子さんには難点があるところが残念ですが。
我が子はうんこ好きですが、恥ずかしいのか時々小声で読んでいます(笑)。
また、学習の要点を押さえながら力の抜けるくだらない面白い系の問題と挿絵がいっぱいです。
取り組む2番っ子本人も片言に問題文を読みながら「なにこれ~」と笑っています。
我が家では漢字以外にも、国語・算数一体型の夏休みドリルを一年かけて少しずつやっています。
特に冬休み・春休みは学校の宿題がほぼ無いので、こういうときに丁度よいボリュームで気軽に出来るのでとっても良いですね!
夏休みドリルが終わったら総復習バージョンも購入予定です。
「ドラゴンドリル」シリーズ
RPG風の格好いいドラゴンや恐竜が好きなお子さんにはこちら!
問題を解き進めていくとシールが貼れて、複数の格好いいキラキラドラゴンが復活(!?)します。
基礎中心で1ページ当たりの量も少なく、単純で取り掛かりやすいです。
文章はドラゴンや自然科学について書かれているものが多く、気軽に雑学も増えてお得な感じがします。
「おはなしドリル」シリーズ
我が子たちは幼い時から言葉の発達がなかなか思うように進まず、そのせいか国語は好きでも文章読解問題は非常に苦手という難点を抱えております。
文章読解なんて国語の中枢のようなものなのに・・・
そこでこのシリーズの力を借りることにしました。
一冊一冊に色々なテーマがあります。危険生物、宇宙、生き物、恐竜、人の身体などの科学分野から世界の国々や都道府県、笑い話、気持ち、怖い話など、なにかしらお子さんの興味を引くものが見つかるのではないでしょうか。
ただ低学年用でも「人のからだのおはなし」は2年生の2番っ子には難しかったみたいです。
脳の機能や発熱の仕組みを文章でされても「ドコまでわかったのかなぁ?」と。
その辺はまだイラストとかで学ぶ段階だったかも。
お子さんが内容を理解できるかを考慮しつつ、興味を持つテーマがあるならばよいかもしれません。
低学年向けなら6年生の1番っ子には、気軽に長文読解に取り組めるし
雑学も学べて一石二鳥かもしれません。
文章自体は簡単丁寧でとても良い内容なので、理科や社会に関するものを揃えて
少しずつ取り組んでもらおうと考えています。
ついでに音読もすれば一石二鳥です。
小河式3・3モジュール
上記は全て低学年向けの教材ですが、こちらは4年生以上のお子さん向けの算数ドリルです。
学年ごとに計算と図形を中心に3冊ずつあり、ほぼ全て基本問題で固められています。
4ページで一単元(内1ページは問題ではなく説明中心)、それを毎日やることを推奨していますが
「元々勉強が苦手&苦手な物への集中を持続でいない」我が子なので
毎回1ページ取り組めばOKとしています。
1ページ当たりの問題量は少なめなので負担感も余り感jないでしょう。
ちなみに4ページ中1ページは低学年向けの計算問題です。
息抜きにはちょうどいいです。
私が忙しかったり疲れていたりして教えてあげられないときは
「簡単な計算問題のページやっといて」と言うことにしています(笑)
この教材の良いところは、メイン学習を見開きページでできるということ。
どういうことかと言うと、左のページは要点の解説、右のページは問題に分かれているので
一見理解が不十分な問題でも左のページを見て解き方を確認しながら解き進めることができるのです。
文字も小さくなく、でも要点はしっかりと押さえており
何がポイントなのか一目でわかる書き方をしています。
華美な色遣いは全くないのですが、必要な情報が見事に厳選されており
見やすく分かりやすいです。
先ずは自分で左のページを見てから考えてみて「分からないなら聞いてね」と声を掛けてから学習を促します。
その後のページに簡単な復習問題がありますが、それが分からないときは
「この前やったページを見ながらやってみなよ」と声掛けできます
(ちなみにどのページを参考にすればいいかは問題ごとにきちんと書かれています)。
私がそばにいなくても、いつの間にか終了していることも普通にあります。
これ一冊で「分からないからといってすぐに人に聞こうとしない」「自分で解き方を調べて考える」練習にもなります。
現在我が家では6年生の問題に取り組んでいますが、さすがに図形ともなると基本問題すらも難しく感じることがあります。
私自身、「葉っぱの【およその面積】ってなんだよ!?知らんわ!!」と突っ込みたくなります。
しかし左のページを見ると説き方の要点が書かれているので、一緒に悩むことなく教えられるのです。
正直、子どもの勉強を教えようとしても自分も分からず、
二人で「う~ん?どうすんの、これ?」と一緒に考え込む時間って無駄だな~って思う今日この頃。
このような経験から、このドリルの作りは本当に助かります。
高学年になったら是非手に取ってほしいシリーズです。
焦らずのんびり4年生用からじっくり取り組むのがおススメです。
「徹底反復 音読プリント」シリーズ
なんとなく、子どもも自分も疲れちゃって「勉強したくないな~」っていう日が週に1~2回あります。
それでも家庭学習の習慣がついているので何かしらはちょっとずつやりますけど
本当に「面倒くさいな~」という日はコレだけでもOKにしています。
1ページ又は見開き分の、短文の音読が中心です。
全ての漢字にルビがふってあるので、ひらがなとカタカナさえ読めれば大丈夫。
有名な作家や詩人の作品や、古文、漢文等、「意味分かるんか~い!!」と突っ込みたくなるかもしれませんが、正直そんなことはどうでもいいです。
一つ一つの文章が厳選されており、なんだか読んでいて心が洗われるようなものが多いのです。
1番っ子もお気に入りの文章がいくつかあるみたいです。
音読から情操教育が出来そうな予感・・・。
中学校以降の国語の教科書や試験にも出てきそうな有名な詩や文も多く、もしかしたら予習になるかも?!
どんな日でも気軽に出来る良い教材です。
図鑑漢字ドリル小学1~6年生 (毎日のドリル×学研の図鑑LIVE)
こちらは漢字ドリルです。
鉄道の他、動物や昆虫、危険生物、恐竜など様々な分野があります。
何が素敵って、漢字を書きこんでいくと図鑑のような詳しい解説文がどんどん出来上がっていくのです。
違う解説で同じ漢字が出題されることもあります。
お子さんが興味・関心を持てる分野であれば食いつくこと間違いなしでしょう。
我が家は1番っ子は危険生物、2番っ子は鉄道に取り組んでいます。
ただ、一冊に小学校全学年分の漢字が入っているので高学年に入ってから復習として取り組むことをお勧めします。
目指せ、高校進学!!
我が家の学習の基本は、子ども達がより気軽に行うことのできる
WEB学習のデキタスです。
しかし時々こういう勉強方法も取り込んで教科書やプリント学習の補強を図ってします。
というのも、1番っ子は来年はもう中学生ですが、中学校でも支援級に入る予定なのです。
本人も「その方が安心して勉強や学校生活を送れる」と支援級進学を希望しています。
これまで支援級から普通高校に進学する例は少ないと言われてきましたが、別に「制度的に無理だから」というわけではありません。
実際には大半が学習面や内申点から他の進路を選んだということらしいのです。
1番っ子は高校進学を希望しています。
私が住む地域では一部公立普通高校の中に障がい児が通えるシステム・支援組織を作る動きが広がっており、
数は多くないですが既に何校か設置されています。
受験の際にそこの組織への進学枠を受験するか又は他の高校を受験し進学するかは、また3年後の考えるとして
今は漠然と高校に進学するための学力や年齢相応の生活態度を身につけるように日々を送っています。
3年後、どちらでも本人の意思で選択できるように・・・・