もっしーなろぐ

軽度知的・発達障がい児の子育てについて&貧乏生活等々色々雑記ブログ

障がいを持つ子も毎日学習をするべき簡単な理由

皆さん、こんにちは。

夏休みも後半戦に入り、なかにはだらけ始めているお子さんもいるのでははないでしょうか。

暑い日が続くので熱中症には気を付けて、適度に休みを取り入れつつも学校生活にすんなり戻れるように少しずつ生活リズムを整え始めましょう。

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我が家の子ども達は今のところ、夏休みの最初に決めた「自分でが使用した食器は食後に自分で洗う」を朝昼晩3食毎回行うことができています。

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夏休みの宿題も8月のはじめにはすべて終了しましたが、それ以降も旅行の日を除き、欠かさず毎日簡単な基本問題の学習に取り組んでいます。

「国語は得意。算数は苦手」と言っていた1番っ子でしたが、毎日様々な基本問題に取り組ませたところ、国語は長文問題や漢字問題は徹底的に避ける割には算数は図形や分数など様々な問題にすんなり取り組んでいたり・・・・

実は国語は部分的に得意な分野があり、算数は基本的な問題ならば意外にも幅広く自力でスラスラ解けるんだなということが分かりました。

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しかし軽度知的障がい児であるがためか、やはり基本的な問題は解けても所謂発展問題となると全然だめで・・・・

まぁ、いいんですけどね。それが本人の能力なのだと思います。

地道に根気強く出来る限り分かりやすく説明したり一緒に調べたりして理解を促していきたいと思います。

別に知的障がいを持ちながら偏差値の高い学校に進学させて周囲を驚かせたいという野望があるわけでもありませんし。

じゃあ、なんで毎日勉強させるの?と疑問に思う方もいるかもしれませんね。

子ども時代の勉強って、基本的にテストで良い点を取ったり上位の学校に進学するためにするという感覚が一般的でしょう。

でもそうではないのです。

私たち夫婦が、我が子たちに毎日コツコツ学習に取り組む習慣を持つように促している理由はもっと他にあるのです。

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学習に取り組む習慣を身につけるとこんなにもいいことがある!!

子どもってやりたいことがいっぱいありますよね。

玩具で遊びたい。お出掛けしたい。ゲームしたい。YouTube観たい・・・・。

机に向かって黙々と学習するなんてつまらない!

学校でやってるんだから家でまでそんなことやりたくない!!

な~んて感じていても当然です。

だから我が家はなるべく基礎問題を中心に取り組ませ、始めてしまえばスラスラ解いてすぐに終わらせることができるな難易度と量にしています。

それでもやっぱり夕食後に学習を促すと「え~」というような表情をすることもよくあります。

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まぁ、実際に「ヤダ」とは言わずにやり始めますけどね。

で、さっさと終わらせて片付けて、読書やゲームの続きをしたりテレビを観たりするわけです。

大事なのはここなんですよ!

面白くないことでも興味のないことでも面倒なことでも、出来ることは促されたらきちんと取り組み最後までやりきる姿勢を養うことなんです。

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あとが大変!障がい児の「自分はやらなくてもいいんだ」という感覚

障がい者支援に携わるお仕事をしていた時、仕事の度に目にしたのが自分で出来るはずの日常生活動作をやらずに周囲の人にやってもらおうとする人たちの姿でした。

私は看護師なので、看護学校時代に「患者さんを思いやってせっせと世話を焼きすぎてしまうと残された出来る力も使えなくさせてしまったり、元の生活に戻れるのに戻せなくなってしまう」と教わってきました。

だから手術翌日で傷口が痛いと訴えられても患者さんに歩いてトイレに行くように促しました。残存機能を低下させずに回復を促すために。多分患者さんの中には私たちを鬼だと思った人もいたでしょう。

なので障がい者支援のお仕事で毎回、知的障がいを持つ人たちが自分のカバンを持つことや着替えや身支度をする必要があるときに私や他の支援者に対して「やって」とか「手伝って」というのを当たり前に求める事があったのですが、身体に麻痺や拘縮がなく自由に動かせる限りは私は「自分でやるんですよ」と促していました。

でもそれまで世話を焼いてもらうことが当然だったようで、促された人たちは自分でやるように促した私に怒って私を殴ろうとしたり、泣いて飛び跳ねたりすることが結構当たり前のようにありました。なかには促されると取り敢えず目を逸らしたりジッとして行動に移さずに、一見何を求められているのか分からないのかな?と感じさせる人もおりましたが、指差しや誘導をすると無視しきれないと観念するのか途端に拒否を示して暴れだす人もいました。

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そんなに自由に手足を動かせるなら自分のことくらい自分でやればいいのに・・・と思いながら、ご家族との面談の時に「結局は促されれば自分で出来ますよ。本当に分からないようなことはやり方を教えましたけど、大体は教わらなくても分かっていました」「ここでは自分で出来ることは自分でやるように促しているので、段々慣れたのか促されなくても自分で行うようになりましたよ。もっと慣れればもっと早くできるでしょうね」とお話しすると「え!?自分で出来るんですか?うちではまったくやらないですよ?やってもらって当然と思っているのかな」と親御さんに驚かれるのでした。

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重度の知的障がいをお持ちの方ですらそうだったので、軽度の知的障がいを持つお子さんの場合はもっと分かりやすかったです。

周りのお子さんたちが勉強に取り組む中で「自分は勉強が出来ないからやらなくていいんだ」「やだ、やりたくない」といいながら当たり前のように歩き回ったり・・・。

でも大好きなゲームのキャラクターとか技とか特徴はスゴイよく覚えていて一生懸命教えようと話してくれたりするし、家庭で長時間集中して取り組んでいるらしいんですよね。

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勉強は苦手でも出来るものはそれなりにあるんじゃないの?と内心思いつつも「他の子はやらなければいけないこと(学習)も、自分はやらなくていい」と当たり前のように考え拒否することを優しく受け入れてもらえる状況の中で育ってきたお子さんが、赤の他人の力でしっかりできる子になるなんて、私たちは魔法使いではないのだからあり得ないんです。

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ましてや思春期や反抗期になると抵抗もパワーアップしてくるので大変です。

でも学童期の支援の特徴として、保護者の訴えはどんなに理不尽なものでも大抵のものはまず受け入れるというのが日本の風潮でもあるので、明らかに親がせっせと世話を焼きすぎて興味のないこと以外やらない(結果的にできない)小学校高学年や中学生の子について「大人の言うことをきちんと聞くようにしてほしい」と要望されても、支援者は「んなアホ言うなって。他にも支援しなければいけない子や麻痺等で介護が必要な子、医療支援が必要な子だっているんだぞ。それくらいクリアしてから来なさいな~」というような態度は示せないのです。

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そう考えると学校の先生って本当大変ですね。

いくら障がいがあるからって、本当に出来ない子だと思っているのですか?一番身近にいてやるべきことを教えてあげなければいけない立場の大人(親)が「この子は障がい児だから無理です。みんな理解して。それが心のバリアフリー」とばかりに、これまでやらなかったことを、最近知り合った平日の日中数時間一緒に過ごす程度の赤の他人が何処まで教えられると思っているの?本人のやる気が高ければ可能かもしれないけど、基本「無視やとぼけたり、抵抗してでも自分ではやりたくない」子をやれる子に変えるって、ずいぶん無茶苦茶なことを要求するもんだな。限られた時間しかないなかで信頼関係だってそれなりにしか構築できないのに赤の他人の下でそれが可能な子だと思うのならとっくにアレやコレや出来ていると思うんですけど。っていうか今までそれ以上に親子の時間があったはずなのにどうしてここまで来てしまったの・・・

なんてことは絶対に絶対にぜ~ったいに口に出来ませんでしたけど。

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学校に通っている間はまだ良いかもしれませんが、卒業して学生ではいられなくなった後はどうするおつもりなんでしょうか?

「自分はやらなくてもいい」「やりたくない自分を周りの大人は受け入れている」という感覚が当然として過ごしてきた人が、大人になって社会にすんなり適応できるとは到底思えません。

障害福祉サービスの世界は軽度程度の知的障がいならば、何とかして社会に出て行くように促すシステムができています。

例えばこんな↓↓↓

これって障がいを持っていても出来る限り自立したいと思っている方々には非常にありがたい制度なのです。その方法を教えたり訓練してくれて、企業との橋渡しにもなってくれるのですから。

しかしつまりは、自立できるはずの障がい程度であれば、本人の気持ちの尊重以前にあくまでも社会人として生きていかなければならないということなのです。

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日本も財政が豊富なわけではないので、国としても障がいを持つ人にも出来れば働いて納税してほしいはず。

ましてや能力があっても単純に「面倒だから働きたくない」という人の気持ちを尊重して、障害福祉という名目で生活を支えてあげるわけにはいかないのです。国民はそんなことのために税金を支払っているわけではありません!!

つまり大人になればすぐに、学齢期のように「(できるけど)やらない」は通用しなくなるのです。少なくとも家族以外は。

学齢期って健康であれば平日は毎日学校に行って、結構な時間をみんな学習に取り組んで過ごしますよね。

それが日常生活でやるべきことのひとつとして日本では出来上がっているのです。

しかしやるべきことをお子さんの特性から「やらなくていいこと」として認めてお子さん自身に認識させてしまうと、学習に限らず面白くないこと・興味のないこと・面倒なことは周りの人間が促してもやらなくなってしまいます。

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これを行動学では誤学習と言います。

誤学習は一度確立すると修正し正すのは難しいです。

特にご自身にとって都合の良い誤学習は修正をしようとすると強い葛藤と激しい抵抗を生み、ご自身も周囲の人もストレスが半端ないです。

中学生になったら力も強くなるし、力を駆使して抵抗をされたら周囲の人もケガをするかもしれませんし。

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だからこそ障がい児でもやらなければいけないこと、特に自分で出来ることは面白くないことでも興味のないことでも面倒なことでも、早いうちからきちんと自分でやった方がいいのです。

でも障がい児だからこそ、能力的に時間が掛かることもあるし理解するためにより丁寧な説明を必要とするときがあるのも然りです。

その時は先生や支援者が理解を示し、その子にあった方法で促せばいいのです。

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学齢期は「やれること・やるべきことはきちんとやる」ことを学ぶのに最適な時期

話は戻りますが、学齢期は健康であれば平日は毎日学校に行って結構な時間を学習に取り組んで過ごす時期なのです。

学習というものが生涯の中で一番身近な時期でもあります。学校でも学校以外でも、大人主導の下で学ぶことがとても大切な時期です。

この時期に知的障がいを持つお子さんが、その子の能力に合った学習を大人主導の下でコツコツ行うトレーニングを家庭で行えば学校でも同様に取り組めるようになり、学校生活での課題はかなり少なくなるでしょう。

そうなればお子さん自身のストレスや先生、支援者さんの負担も減るはずです。当然評価は急上昇するでしょう。

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面白くないこと・興味のないこと・面倒なことでも、お子さんの能力にあった時間や難易度の中で取り組むことを続ければ、学習以外のことでも親や先生など身近な大人主導の下で取り組めるようになる可能性がグンと広がります。

それが行く行くは「自分でことは出来る分は自分でやる」という精神を育てることに繋がるのです。

我が家でいうところの「自分でが使用した食器は食後に自分で洗うように夏休みはじめに促したらすぐに定着した」みたいな(スポンジに洗剤をつけすぎないとか水は出しっぱなしにしないとかは最初に口出ししましたが)。

お子さんが大きくなっても自分でやらないことを自他ともに容認したり、年老いた身体で親が世話をせっせと焼く必要はないのです。

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「やれること・やるべきことはきちんとやる」習慣を身につけるためにコツコツ学習をしよう!

ところで我が家は家庭学習のツールとしてWEB型通信教育のデキタスを利用しています。

これは基本問題が中心で一度に取り組む問題数も多くはありません。その代わり問題集自体は多いです。

小・中学校の学習に対応しているので、中学生でも分からなければ遡って小学校低学年の問題から取り組むこともできます。

軽度知的障がい児の我が子たちが毎日コツコツ取り組む学習としては丁度良い難易度と量です。

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コツコツ取り組んだおかげで成績も決して悪くはなく、先生曰く「100人以上いる現学年の中で中の上くらい」らしいです。

なので我が子には「自分は勉強できないからやらなくていい」なんて言わせません。言える状況ではないのです(笑)。

まぁ、とは言っても中の上ですけど。

でも知的障がい児でも、短時間でも毎日コツコツ基本的な勉強をすれば「自分は勉強できない」と否定的な自己像が出来ることもなく、学校生活の中で「みんなと同じように出来ることも多い」「教えてもらえば自分で出来る」と自信もつくようになるのです。

私たち夫婦の根気、先生方の理解・協力は勿論のこと、本人たちの努力の結果なのですが、デキタスのおかげという部分も多々あります。

なので軽度知的障がい児の学習にはデキタスはとってもおすすめです!

5日間無料体験も出来るので、試しに5日間だけお子さんにすすめてみてはいかがでしょうか?

  

PS.決して学校の教科書に沿った勉強だけを学習としてすすめているのではありません。そのようなものが苦手なお子さんの場合は、型はめや色分け、形作り等、大人の促しに応じて一緒に出来る学習を始めてみましょう。先ずは「一緒に出来る・自分でやれる」ものを増やしていきましょう!!